気象観測測器紹介

風車型風向風速計

  • 現在、一般気象観測用として広く用いられている。
  • 外見は似ていても、発電式、光電式、光ファイバ式と動作原理が異なっているものがある。何れもプロペラの回転数で風速を計るものである。
  • プロペラ部分に着氷雪が生じると、回転数が少なくなり、風速も減衰してしまうが、防氷対策として、プロペラ部分にヒーターの入っているものもある。
  • DC電源、少電力での動作が可能な機器もあり、無電源地帯(例えば、山の上の観測所等)にも適応する。
参考文献:わかる気象測器 渡邊清光 平成2年初版コピー版