監視カメラによる着雪状態および
電線動揺観測システム
このシステムは、着雪による送電線のギャロッピング・スリートジャンプ
等の監視として、監視カメラと気象観測装置を送電観測鉄塔に設置することにより、電線の動揺と同時に、電線(着氷雪)サンプラへの着雪状
態と気象データをリアルタイムで遠隔地から監視できるシステムです。
目
的
カメラ観測により、現地の電線(動揺)の状態を、遠隔地から監視します。
電線サンプラのカメラ観測により、ギャロッピング、スリートジャンプの発生要因の一つである着雪の状態(形状)を、遠隔地から監視します。
現地気象データの観測により、現地の気象状況を監視します。
(上記システムは、リアルタイムで監視すると共に、データの記録(蓄積)をしています。)
シ
ス
テ
ム
【現地】
・カメラ観測システム
@電線動揺状態録画
A電線サンプラ状態録画
・気象観測
→各気象値
(風向、風速、気温、湿度、降水量等)
のデータ測定及び記録
【基地局】
・リアルタイムで現地からの画像を監視
(パソコン等を使用)→
画像例
(現在時点では静止画像)
・連続録画したいときには、録画命令
・リアルタイムで気象観測データの監視
→詳細システム図
→機器設置例
効
果
ギャロッピング発生時の、
電線動揺のモード(周波数)を把握
できます。
ギャロッピング発生時の電線への着氷雪の状態をオンラインで把握することが可能であり、これと天気予報とを組み合わせることによって、
ギャロッピングの可能性を予知する
ことができます。
電線サンプラへの着氷雪状態、および風の状態を把握することにより、
適切なギャロッピング対策を選定する資料
となり得ます。
電線全体画像
《降雪時》
《通常時》
電線サンプラ画像
《降雪(着雪)時》
《通常時》
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